もう価格では闘わない

 これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、坂本光司編著者代表、「もう価格では闘わない」です。

 

 中小企業が価格競争をしてしまったら、企業体力が疲弊していくだけ。

 

だから、非価格要素で勝負するしかない。

 

そんなことを踏まえて、どのようなことが書かれているのか、本書を手に取った。

 

もちろん、「日本で一番大切にしたい会社」のようなどんな感動企業が登場してくるのかという楽しみもあった。

 

しかし、本書は単なる企業紹介にとどまった感が否めない。

 

取り上げている企業数も24社と多く、一社について内容が深堀されていないことが要因である。

 

ということで、非価格面についての掘り下げも、今一つに感じられました。

 

個人的には、期待して手にしただけに、ちょっと残念でした。