コロナ後の日本経済

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、須田慎一郎著、「コロナ後の日本経済」です。 

コロナ後の日本経済

コロナ後の日本経済

 

まだ、コロナ感染が収まらない中、本当にコロナ後なんて来るのかとは思いますが、書店ではアフターコロナに向けての書籍がいくつか出てきました。

 

本書もそんな中の一つです。

 

著者は虎ノ門ニュースにも登場しているフリージャーナリストです。

 

ちょっと強面の著者ですが、書かれていることは取材をベースにしているので、評論家的でなく、実態に近いものなので面白いです。

 

この中で興味を引いたのは、農林中金のCLOの話。

 

CLOが石油市場との絡みがあること。

 

そこから、逆オイルショックが発生すると、どうなっていくかの話は、こんな話、今まで聞いたこともないことなので、興味深く読むことが出来たし、これが事実だとすると、金融機関はその対応に早く着手しなくてはダメなんじゃないかとも思いました。

 

ソフトバンクの経営絡みの話も、なかなか面白いです。