これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、小口覺著、「ちょいバカ戦略 意識低い系マーケティングのすすめ」です。
本書、マーケティングに関する本です。
それも、くだけています。
本書の中で、意識高いことをアピールしても、モノは売れるわけじゃないと言っています。
むしろ、意識低い系の方が消費者の欲望に直撃して、爆発的に売れるということですが、本書のタイトルもそれを意識しているものと思われます。
アピールする点がそこにあるので、本書の中身も意識が低い系でヒットした商品を振り返り、その紹介も交え、読みやすいものになっています。
考えさせるのではなく、直感的にわかりやすいものに、人は飛びつくのだなと思うところもあるので、この本の主張も一理あるなと思い、読み進めました。
目の付け所では、参考になる点も多いと思います。
気軽に読めますので、マーケティングに興味ある方は、こんな考え方もあるのかということで、一読してはいかがでしょうか。