経営の大局をつかむ会計

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、山根節著、「経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ」です。

 

経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ (光文社新書)

経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ (光文社新書)

 

 

本書は、財務諸表よりその企業の経営状態をおおまかに把握することを目的とした会計学の本です。

 

本当に大雑把な感じで捉えており、その点が面白い。

 

金額の大きさを縮尺で対比させて、BS、PLを大まかに把握しようという発想は持ったことがなかったので、とても新鮮だった。

 

ただ、後半は演習になっているのだが、もう少し、財務分析の観点からの大雑把な捉え方も書いていると面白いのにと思いました。

 

ビジネスマンだけではなく、学生などにも参考になる本です。