こんなに変わった!小中高・教科書の新常識

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、現代教育調査班編、「こんなに変わった!小中高・教科書の新常識」です。


本書、昭和の教科書と比較して、今の教科書はどんなところが変わったのかを紹介している本です。



これは、あるクイズでも出ていたので、私自身も覚えていたのですが、鎌倉幕府の成立は、「いい国につくろう・・・」の1192年ではなく、今は「いいハコつくろう・・・」の1185年なんだそうです。


聖徳太子も「厩の王子」のような表現に変わっているらしいです。


本書を読むと、昔は常識と思っていたものも、時代の変遷につれ、変わっているのだなということがわかります。


また、新しい発見や知見により、教科書も書き換えられていくことが、よくわかりました。


それから、今の教科書はかなり大判になり、ページ数も増えたので、重量が重くなり、持ち運びが大変だそうです。


歴史だけなく、いろいろな科目について、昔とどのような点が変わっているのか、書かれているので、面白いし、参考になると思います。


お子さんは、もちろん、若い部下や同僚との話で、あれ、違いますよなんて言われないで、逆に自分たちが教わってきたことを教えてあげる・・・そんなコミュニケーションの話題のタネ探しに、本書を読んでみてはいかがでしょうか。