これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、村上尚己著、「日本の正しい未来 世界一豊かになる条件」です。
本書は、経済に関する書籍です。
世の経済評論家の多くが、かなりいい加減なことを言っていることが、本書を読むと理解できると思います。
- 作者: 村上尚己
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: 新書
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中小企業診断士試験には、経済学・経済政策があったので、そのとき少し理論的なことを学んでおいてよかったと思いました。
その程度の知識があれば、本書は理解できます。
20年間あまり続いたデフレの原因や、数年前からようやく始まった経済状況の好転をこのまま持続させる方策などを、正しい経済理論と客観的なデータに基づいて説き明かしてくれています。
正しい経済政策が続けば、人口減少でも財政赤字でも、一人当たりGDPは世界1位になれると言っております。
安倍政権に変わり、経済政策も変更され、雇用増、緩やかな景気回復基調にあるのは、やはり正しい経済政策を行っているからだということがわかりました。
その流れでいくならば、なんとか、消費税10%は回避してもらいたいなと思いました。
これからの経済政策をウオッチングするためにも、読んでおくと良い一冊です。