これが日本経済を邪魔する「七悪人」だ!

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、高橋洋一著、『これが日本経済を邪魔する「七悪人」だ!』です。


最近、テレビや虎ノ門ニュース、報道特注などでも目にすることが多くなってきた著者の新書、果たして「七悪人」は誰かと思い、本書を手にしました。



最近は、アベノミクスのことは、とやかく言わなくなってきたと思います。


安倍首相叩きの論点が、政策より、「森友・加計」に移ってきたからでしょうか。


本書の冒頭では、アベノミクスは、まあよくやっているとの評価。


それは、失業率の現象に現れており、インフレ目標はそれに少し遅れるから、このままいけば、日本経済は回復基調にあるだろうと言っております。


そこから、「七悪人」への切込みへと移っていきます。


本書で取り上げ荒れている「七悪人」は、①新聞、②テレビ、③リベラル政党、④自民党内の反安倍勢力、⑤財務省、⑥御用学者、⑦日銀です。


この「七悪人」に共通しているのは、「安倍降ろし」ということで、著者の痛快な論点で、この悪人たちを切っております。


新聞は取るのを止めたし、たしかに地上波の報道は偏りがあるなと思うようになてきったこの頃、本書は、私にとっては納得いく内容でした。