考える力をつける本

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、畑村洋太郎著、「考える力をつける本」です。


本の学校教育では、正解ありきの学習をするが、実社会においては、正解があるのかないのか、わからないようなことにも取り組まなければならない。



本書は、そのような課題に対して、自分なりの解を見出していくための、手順について指南したものである。


ここに紹介している思考法は、著者が他の書籍でも紹介している方法だと思います。


どのように考えたらよいのか、その考え方もわからないという人にとっては、とても参考になる方法ではないでしょうか。


ただし、この方法に捉われることなく、最終的には自身においてもっともやりやすい方法を見いだせればよいのではないかと思いました。


これからの日本の教育もアクティブ・ラーニングに切り替えられ、創造性豊かな人材が大いに輩出されることを期待したいです。


本書は、学生向けかなと思われますが、新入社員の方や考え方がわからないという人もご一読をお勧めします。