iPS細胞が医療をここまで変える

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、山中伸弥監修、京都大学iPS細胞研究所著、「iPS細胞が医療をここまで変える」です。


本書の購入のきっかけは、3Dプリンタを医療用途に応用したいという話があり、その事前調査を行っていたときに、再生医療としては日本ではiPS細胞ということで、たまたま書店で見つけたことです。



その後、その話自体は絶ち切れになったので、しばらく積読になってたのですが、今回読んでみました。


昨日、豚の体内で人間の臓器を再生する試みがニュースになりましたが、その内容は本書にも登場してきました。


本書は、iPS細胞を使った研究について、幅広く知ってもらう広報の一環で書かれたもののようですが、世界でこの研究が、どのように進められているかを知ることができました。


どこまで医療が進歩していくのか、楽しみですし、是非、近いうちに幅広く応用できるようになればいいのにと思いました。


技術は人のために使われてこそ、技術だと思いますので、これからの更なる発展を期待したいと思いました。