3Dプリンタで世界はどう変わるのか

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、水野操著、「3Dプリンタで世界はどう変わるのか」です。


本書は、今話題の3Dプリンタについて、その仕組み、それを使ってできること、その応用技術や未来の展望までを解説している本です。


3Dプリンターで世界はどう変わるのか (宝島社新書)

3Dプリンターで世界はどう変わるのか (宝島社新書)


昔は、光造形や粉末積層など積層成形と呼んでいたものが、3Dプリンターの走りなんですね。


だから、その歴史ももう四半世紀は経ているとのことです。


最近、話題になってきたのは、3Dプリンタそのものの価格が安くなり個人でも購入可能な価格帯になってきたことや、そのデータを作成する3次元CADなどのアプリケーションも個人で扱えるものがでてきたからのようだ。


そして、このプリンタを使って銃の部品を作って銃を組み立てたというニュースも流れるなどもあるのだろう。


そして、このプリンタを使うことで将来の可能性は、医療分野や宇宙まで幅広い。


本書は、3Dプリンタのことが非常にその用途や将来用途まで含めて、非常にわかりやすく書いてあります。


どのようなものか知りたい方や、これを使ったビジネスの種を考えたい方などは、手に取って読まれてはいかがでしょうか。


それから、技術系の中小企業診断士の方もクライアントさんへの話のネタとして読んでおいてもよいかもしれません。