心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、名越康文著、『心がスーッと晴れ渡る「感覚の心理学」』
です。


題名は、心がスーッと晴れ渡ると書いてあるんですが、感覚の心理学というだけあって、かなり感覚的、抽象的な感じで、わかったようなわからないような読後感を持った本です。



自分の心をコントロールする方法を伝授している本です。


著者が言うには、「心は4頭立ての馬車である」ということです。


ですから、コントロールしなければ、それぞれの馬が勝手に動いてしまう。


だから、御者のように4頭立ての馬をすなわち心をコントロールしましょうということです。


この辺りは、ああ、面白いなあと思っていました。


心地よい感覚は自分でコントロールできるらしいです。


そのためには「内発的感覚」というものを掴む必要があるようです。


なんとなくわかるが、半信半疑的な感覚にもなるような本でした。


そういう意味では、読後の感覚はスーッとしませんでした(笑)