組織の掟

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐藤優著、「組織の掟」です。


タイトルから推察されるようにビジネス書の類になると思います。


著者自身が在籍していた外務省時代の様々な事例を引き合いに出して、組織の中で上手に生きていくためにどうあるべきであるかということを説いている本です。


組織の掟 (新潮新書)

組織の掟 (新潮新書)


この手の内容になると、著者の文章が硬さが取れて、引きずり込まれるように読んでしまうんですよね。


本書もその通りです。


一般の人にはなかなか知ることができない、省庁の組織の在り方や、その中でどのようなことが起こっているのかを垣間見ることができるのも、非常に教務深く読むことができます。


ビジネスパーソンにとっては、まさに実践的な処世訓になるのではないでしょうか。


とても面白く読むことができました。