戦略課長

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、竹内謙礼、青木寿幸著、「戦略課長」です。


経営が悪化し、メインバンクからロボット取締役が出向していくるという奇想天外な感じだが、投資に関するファイナンスの知識をしっかりと得ることができるようになっています。


戦略課長 (PHP文庫)

戦略課長 (PHP文庫)


こういう小説仕立てのものが最近流行だけど、楽しみながら学べるということなのでしょうかね。


そう言えば、これも戦略に関するもので、今週は戦略続きになってしまいました。


この本では合理的に考えること、きちんと予測することを念押ししているように感じられた。


そして、『「戦略を見直す」とは、過去に囚われずに、環境の変化に合わせて、「自分の考え方を変えろ」ということなのだ。』と述べています。


これは、まさにダーウィンの「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」という考えかたですね。


本書も気軽に読めて、ポイントを押さえているのでお奨めです。