これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、竹内正浩著、「コーヒーとサンドイッチの法則」です。
本書は、企業が利益を獲得するための戦略を寓話や事例を交えて紹介しています。
表面的な事業内容からは見えてこない、裏の部分を解説しているところが面白いです。
- 作者: 竹内正浩
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/12/05
- メディア: 単行本
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この本で紹介している「利益を獲得する」ための6つの戦略は、下記のものです。
1.顧客収益性戦略
2.顧客維持戦略
3.製品ライン戦略
4.範囲の経済戦略
5.キャッシュフロー戦略
6.戦略的提携
著者は、本書の冒頭部分に、周りから企業研究オタクと呼ばれるくらいこれまでに日本やアメリカの企業を分析してきたことを述べています。
本書を読んでみると企業研究をしてきただけあって、確かに身近な企業が儲けを生み出すしくみが実例を挙げて詳しく説明してあります。
中小企業診断士などのコンサルタントの方は、ここに挙げられている事例なんかは、ちょっと話の引き出しにしまっておくと良さそうです。