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これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、竹内謙礼&青木寿幸著、「相続仮面」です。
本書、「ビジネス戦略ノベル」シリーズの中の一冊で、小説仕立てでビジネスの内容を面白い読み物として伝えている本です。
今回のテーマは「相続」。
税理士の慎吾は、親族同士で揉める相続の案件が大の苦手であった。ところがある日、相続相談の場に赤と銀のボディスーツに黄色いマスクの男が現れるという形でストーリーが展開していきます。
相続って、身内の中の誰かが死ぬことによって発生することなので、滅多に経験することがないこと。
そして、お金が絡むので、身内同士で争いの種にもなってしまう。
この本では、それを6章立てにして、6つのケースをピックアップし、面白おかしく、ためになる話になっています。
このシリーズはこの本を含め5冊読みましたが、ストーリーも面白いので、お奨めの本です。