世界と闘う「読書術」

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、佐高信佐藤優共著、『世界と闘う「読書術」 思想を鍛える一〇〇〇冊』です。


この本は、佐高信佐藤優の読書についての対談集です。



どちらかというと佐高信が聞き役で、佐藤優が読書に対しての博識を披露するという形ででしょうか。


それにしても、出て来る本や著者がマニアックのような感じがします。


というか、自分が哲学や宗教に関する読書をしていないということが、本書を読んで露呈したのかもしれません。


話の中にはいくつか面白そうな本があるので、見つけることが出来たら読んでみようと思います。


著者、お二人が推奨する読書本リストがついているのが、非常に有難いです。


この本は、読書に関する専門書になるのでしょうか。


著者、読書好きで、ここで紹介されている本の何冊かをお読みになったことがある方なら、お二人の思想や嗜好の背景を読書歴から探ることが出来ると思います。