危ない読書

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、佐藤優著、「危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ」です。

圧倒的な読書量ならではの、読書紹介です。

 

それも選んでいる書籍は。「悪書」です。

 

いずれも日本における社会的常識や倫理観に反する危険な本で、それを20冊も紹介していくれるのです。

 

著者の良いところは、どの章、どの部分を読めば、その本の真髄を知ることができるかも紹介してくれるところ。

 

また、多面的な視野から、その本の価値を提示してくれるところだと、私は考えています。

 

本書も、そのサービス精神は大いに活かされており、紹介していただいたいずれの本も興味深く、その内容を知ることになりました。

 

しかし、読書好きには、何やらその人ならでは嗜好もあるようで、そのような中でも、ああ、これは絶対、俺は読まないなというものもいくつかありました。

 

興味を持ったものについては、ちょっと手を伸ばしてみようかなと考えています。