そして日本経済が世界の希望になる

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、ポール・クルーグマン著、山形浩生監修・解説、大野和基訳、「そして日本経済が世界の希望になる」です。


ノーベル経済賞受賞学者のクルーグマン氏の新刊です。


著者自身の過去の著作に記述した内容を振り返りながら、現在の日本の経済状況と政策を確認し、将来についての著者の意見をまとめたものです。



非常に平易な文章で書いてあるので、経済音痴の私でも全く理解できないということはありませんでした。


ただ、タイトルの「日本経済が世界の希望になる」という点については、私は読み取ることが出来ませんでした。


そういう点では、やはり経済音痴ですね(笑)


アベノミクスに対しては、肯定しており、評価しています。


このアベノミクスでデフレが脱却できるなら、それが同じ状況に陥った国に対しても大きな示唆になるという点が希望にばるということだったのですね。


そう言う点では、是非ともアベノミクスを成功させ、世界の希望になりたいものですね。


今、世界最高峰の経済学者が何を考えているかがわかる一冊ではないでしょうか。