コロナ後の世界

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

 

今回紹介する本は、ジャレッド・ダイヤモンド、ポール・クルーグマン、リンダ・グラットン、マックス・テグマーク、スティーブン・ピンカー、スコット・ギャロウェイ著、大野和基編集、「コロナ後の世界」です。

 

 本書は、『文藝春秋』2020年2月号に掲載されたインタビュー記事の「続報」となるものです。

 

世界を代表する6人にインタビューということですが、あっ、知っているという方はいらっしゃいませんでした。

 

が、単に名前を知らないというだけで、ジャレッド・ダイヤモンドの著書は読んだことがありました。

 

このインタビューは、本年、5月から6月にかけて行われたものなので、新型コロナウィルスに関わることに言及はされていますが、AIのことなども語られています。

 

私が面白いと思ったのは、スコット・ギャロウェイ氏のGAFAに関して述べられた内容で、この新型コロナで彼らは、より一層強固な企業になっているということです。

 

世界第一線の識者の方たちなので、示唆に富んだ内容になており、参考になりました。