君は、世界がうらやむ武器を持っている

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、田村耕太郎著、「君は、世界がうらやむ武器を持っている」です。

この本の面白いところは、昨今グローバル化の進展により日本に留まることなく世界に出よと言われることが多いが、著者は日本に留まってもまだ勝ち筋はあると説いていることです。

君は、世界がうらやむ武器を持っている

では、そう言っているのはなぜか、それは高齢化社会を迎える日本は世界の中でも断トツの高齢化になるのだから、そのビジネスを究めれば、それは世界へ通用するビジネスの可能性を秘めているというところです。

まあ、今まで読んだビジネス書とは違って目のつけどころが違うのが面白かったです。

また、本書ではライフネット生命保険の出口治明氏・岩瀬大輔氏や元マッキンゼー東京支社長の横山禎徳氏、ものづくり経営学の権威である藤本隆宏氏などへのインタビューなども載っていて、様々な意見を知ることができるのも良かったです。

本書を読んで、我々もそれぞれ得意な武器で技を磨き、自分らしく活躍する場を開拓していきましょう・・・と言いたくなるような本です。