2040年全ビジネスモデル消滅

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、牧野知弘著、「2040年全ビジネスモデル消滅」です。


本書は日本マグドナルドと東京ディズニーランドのビジネスモデルと経営状況を対比させながら、モノを売るビジネスとコトを売るビジネスへと成功のビジネスモデルが移っていることを述べています。


2040年全ビジネスモデル消滅 (文春新書)

2040年全ビジネスモデル消滅 (文春新書)


さらにそれを不動産のビジネスと照らし合わせています。


この辺りは、著者が不動産関係を専門にしているかららしいです。


バブルが弾けて少子高齢化になるに従い、モノを売るビジネスからコトを売るビジネスに移行している現状を示し、さらに未来予測を行っています。


ここが面白いのが、不動産の価値変遷の予測から、東京オリンピックが終わり、さらに20年経過するころから、コトを売るビジネスも終焉を迎えるだろうと予測しています。


さら、このような予測がある中で、我々は先を見越して何をしていかなければならないのでしょうか。


今の自分の周りのことだけを考えていrると未来の子孫たちが大いに窮地に立たされるかもしれない、そんなことを警告している本のように思えました。