変わる力
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、鈴木敏文著、「変わる力 セブン-イレブン的思考法」です。
著者は、セブン&アイ・ホールディングス会長兼CEO。
皆さんご存知の日本でセブンイレブンをを立ち上げた人物です。
- 作者: 鈴木敏文
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/05/10
- メディア: 新書
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その当事者が、どのようにセブンイレブンを立上げ、どのように今まで経営を行ってきたか、そして今後どのような方向に進んでいくのかを語っています。
第一章から終章まで全部で八つの章で構成されていますが、第一章から第七章までは、セブンイレブンの立ち上げ、運営、商品開発、米国本家の逆支援などのエピソードを交え、どのような経営を行ってきたかが描かれています。
そして各章の終わりには、変わるための3つの言葉が掲載されています。
この本を読むと、やはり時代の変化に合わせ、変わり続けることが生き延びることなのだと感じました。
進化論を唱えたダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」という考えを示したと言われていますが、変わり続けていくことの重要性を認識できることと思います。
これは、わかっていても実行し続けることが難しいことでもあります。
この本を読むと、なぜセブンイレブンが伸び続けているのかが理解できるのではないでしょうか。