ルポ 絶望の韓国
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、牧野愛博著、「ルポ 絶望の韓国」です。
- 作者: 牧野愛博
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/05/19
- メディア: 単行本
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7つの分野において、章立て手韓国の現状がどのようなものかが描かれています。
以下のような章立てです。
第1章 政治
スターリンは言った。「朝鮮人は三人集まれば、四つの政党をつくる」
第2章 歴史
背後にちらつく北朝鮮の影と日ごとに細る日韓のパイプ
第3章 経済
韓国全土に広がる不況と埋まらぬ格差
第4章 教育
壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会
地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事
韓国の「三戦術」は、北朝鮮の「三つの切り札」に対抗できない
第7章 外交
米国と中国という二大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交
現在、私は韓国にいますので、書いてある内容は取り立てて、目新しいものはないように感じました。
今の韓国の実情がどのようなものか、知りたい方には良いかもしれません。
朝日新聞のソウル支局長ということで、慰安婦のことはどのような言及をうるのか、興味があったのですが、サラッと可もなく不可もなくといった感じで書いてありました。
いろいろなことがありますが、外見が似ているだけで、外人なんだという認識で接するのがいいのでないかと思います。
そうすれば、違いがあることも理解できるのではないでしょうか。