ルポ 絶望の韓国

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、牧野愛博著、「ルポ 絶望の韓国」です。


朝日新聞のソウル支局長が書いた韓国のルポルタージュ本です。


ルポ 絶望の韓国 (文春新書)

ルポ 絶望の韓国 (文春新書)


7つの分野において、章立て手韓国の現状がどのようなものかが描かれています。


以下のような章立てです。


第1章 政治
スターリンは言った。「朝鮮人は三人集まれば、四つの政党をつくる」
第2章 歴史
背後にちらつく北朝鮮の影と日ごとに細る日韓のパイプ
第3章 経済
韓国全土に広がる不況と埋まらぬ格差
第4章 教育
壮絶なまでの学歴競争社会
第5章 社会
地縁・血縁・人脈が支配する世界
第6章 軍事
韓国の「三戦術」は、北朝鮮の「三つの切り札」に対抗できない
第7章 外交
米国と中国という二大国に挟まれ、身動きが取れない韓国外交


現在、私は韓国にいますので、書いてある内容は取り立てて、目新しいものはないように感じました。


今の韓国の実情がどのようなものか、知りたい方には良いかもしれません。


朝日新聞のソウル支局長ということで、慰安婦のことはどのような言及をうるのか、興味があったのですが、サラッと可もなく不可もなくといった感じで書いてありました。


いろいろなことがありますが、外見が似ているだけで、外人なんだという認識で接するのがいいのでないかと思います。


そうすれば、違いがあることも理解できるのではないでしょうか。