崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、林總、山本宣明著、「崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ」です。


この本は管理会計の本です。ビジネス書と言うより、読み終わって入門書的な専門書のように感じました。


崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ。

崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ。


『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』シリーズなどベストセラー多数の著者の林氏なので、軽快なストーリー仕立てのお話かなと思ったのですが、ストーリーも固く感じられました。


でも、専門書として思って読むと、柔らかく書いてあると思います。


主人公の女子大生が大学の研究室のゼミでインターシップに送り出されたのがチョコレートの製造・販売会社。


そこで2週間管理会計のことを会社の業務内容と合わせながら学んでいく。


そして、そこで行っている管理会計の盲点を見つけるという流れです。


管理会計のイメージをつかみ、理解を深めたい実務家・学生に最適ということになっていますが、中小企業診断士の第一次試験を受験されようと考えている受験生の方も読まれても良いと思いました。