一番役立つ!ロジカルシンキング

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、小宮一慶著、「一番役立つ!ロジカルシンキング」です。


本書は、わかりやすく相手に伝えることを目的とした本です。


ここでロジカルシンキングと述べているが、相手に理解してもらうためにどのようにかんがえるかということで、一般的なロジカルシンキングとは多少異なります。


一番役立つ!  ロジカルシンキング (PHPビジネス新書)

一番役立つ! ロジカルシンキング (PHPビジネス新書)


お客様や上司を気持ちよく納得させ、Win−Winの結果を導くという本のコンセプトは良いのだが、フレームワークの説明にしても中途半端な感じが否めなかったです。


「論理」よりも「体験」が効果的な場合もあるというのは、確かにそうで、頭でっかちにならないためにも、肝に銘じておくべきことだと思いました。


ロジカルシンキングって、なんか難しそうだけど、どんなものなんだろうという人には、まず免疫づくりのために読んでみるのもいいのではないだろうか。