報われない人の9つの習慣

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中で椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、小宮一慶著、「報われない人の9つの習慣」です。


最近は、「〜の人の・・・」という本のタイトルが流行なのでしょうか、この本を見て、「残念な人の・・・」を思い出してしまいました。


そして、この本を読んでみると「報われない人」=「残念な人」なんだと思います。


報われない人の 9つの習慣 (青春新書プレイブックス)

報われない人の 9つの習慣 (青春新書プレイブックス)


本の帯には、「その努力、方向が違います!」と書かれています。


報われない人とそうでない人との違いは能力にあるのではなく、「考え方」にあると著者は考えています。


そして、それを「性格」、「時間」、「原理・原則」、「収入・お金」、「勉強」、「目標」、「リスク」、「働き方」、「リーダーシップ」の9つの枠に分けて、その中の数項目の考え方の違いを説明しています。


私は、この本は人にアドバイスを与えるときに、その考え方を示してあげるのには良い参考書になるのかなと思います。


著者自身、コンサルタントであるだけに、その辺は十分心得て文章を書かれています。


中小企業診断士技術士などのコンサルタントの方が目を通されるとクライアントの視点を変えるときのアドバイスの参考になるのではないでしょうか。