これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、自然エネルギー財団監修、「孫正義のエネルギー革命」です。
本書は、孫氏がエネルギー改革について講演で話した内容等を編集したものです。
この間、紹介した「孫正義 危機克服の極意」の中では、なぜ今エネルギー分野に進出していこうかと言うことが熱く語られていました。
こちらの本では、様々なデータに基づいて、これから日本が選択すべきエネルギー源としてはどのようなものがあるのか、また現在の法制度はどうなのか、今後どのような法整備をしていかなくてはならないか、実行するためには何が必要になるかが語られています。
- 作者: 自然エネルギー財団
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2012/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いずれにしても、東日本大震災の後、原子力発電の災害時の負の影響を考え、これからの日本を良い方向に持っていくためには、どうしたら良いかと考える孫正義氏の真摯な熱意が伝わってきます。
なぜ、政治家からはこのような熱意が伝わってこないのだろうと思ってしまいますが、それは腹の括り具合の違いなのかなとも感じ、孫正義氏のリーダーシップを強く感じました。
エネルギーにしても、ボーダレスでグローバルになってくるんだから、日本もいつまでも殻に閉じこもっていないで、みんなが外にも目を向けていかなければいけないなとも思いました。
スケールが大きいです。
やはり、このくらいのこと考えないとダメなんでしょうね。
孫さんの凄いところは、言うだけじゃなく実行に移そうとする行動力でしょうね。
軋轢や壁があったとしても、なんとかそれを克服しようとする姿勢には、頭が下がるばかりです。