優しい会社

本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。


今回紹介する本は、神田昌典監修、安達元一原案、「優しい会社」です。


この本は、それぞれの時代には、その時代にあったリーダーの役割があることを小説仕立てにしたビジネス書です。


「本書の背景にある考え方は、アメリカの歴史家であるNeil Howe,Willam Straussが打ち立てた4世代がひとつの歴史サイクル(70年サイクル説)を創っているという概念だそうです。


当時、副大統領のアル・ゴアは、彼らの歴史論に強く感銘を受け、その書籍を議員全員に配布したということです。


優しい会社

優しい会社


物語は、バブル世代の主人公・秋山が、軽蔑する上司たちの若い頃にタイムスリップし、その当時の人の生き方や価値観を理解していくものです。


そして、過去だけではなく未来までも。


確かに、それぞれの時代の背景により必要とされる人物像は変わっていくし、それはスパイラル状のサイクルを描いていると自分でも考えているところがあるので、この話は妙に納得してしまいました。


さて、あなたはここに出てくるリーダーとしてはどのタイプなのでしょうか。


そんなことを考えながら読むのも面白いかもしれませんよ。