未来から選ばれる働き方

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、神田昌典、若山陽一著、『未来から選ばれる働き方 「会社がなくなる時代』のキャリア革命 」です。


経営コンサルタント神田昌典氏と人材派遣業のUTグループ株式会社社長の若山陽一氏による共著です。


未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)


本書の冒頭部に述べられているのは、人工知能AIの進化により、ロボットや機械などが人の仕事にとって代わる時代がもうすぐやってくること。


そして、最近大手企業でも見られるように、いつまでも会社が存続し得ることはなくなるだろうということです。


これからは、個人が組織を頼ることなく、キャリアを描いて、学習し、成長していくことが必要になってくるということを訴えている本です。


本書の中に、「学習しない社員を教育するより、バージョンアップアップできるロボットに置き換えたほうが早い」という状況が訪れつつあるとうことが書かれています。


まだ、大丈夫だろうと、高を括っていらられないかもそれませんね。


そんな中で、人材派遣業のUTグループは社員全員を正社員として派遣先に派遣したり、様々な取り組みを行っている、これからの先進事例ということで取り上げられています。


2024年には会社は一旦、なくなると大胆な予言がなされていますが、ここに書かれていることは、やはり今後考え、各自が結論を出していかなくてはいけないことなのかなと思いました。