日本の製造業、生産に関わる現場では2007年問題は上手く切り抜けられたのでしょうか。
団塊世代の大量定年退職により、生産・製造ノウハウを後継の世代にトランスファーしなければならない・・・はずだったのに。
あまり騒がれていないのは、問題なく技術や技能が伝承できたのでしょうか。
大企業などでは、定年後も再雇用制があり、その中で対応しているのかもしれません。
中小企業では、どうなんでしょうか。
そもそも定年がないかもしれない。または、再雇用しているのかもしれませんね。
人財が命の中小企業が、有用な技能を持っている人をそんなに簡単に切れるはずがありません。
ということを考えると、既に2007年から4年経ち、本当に技能継承を考えなくてはならないのは、今かもしれません。
まだ、60歳台だとそれなりに仕事への気力もある。
これが70歳台になるおおと身体が元気でも、仕事への気力が低下してくる。
その前に、今まで培ってきた、生産や加工の技能を伝承させなければ、ものづくり日本の復活も危ういかもしれません。
残された時間は、団塊世代が70歳に突入する前までのあと6年。
ということで、これから技能伝承の方法等、有用なものがないか勉強していこうと思います。