陰謀論にダマされるな!

本が山積みされた書斎の中より読書本の紹介です。


今回紹介する本は、竹下節子著、「陰謀論にダマされるな!」です。


本書は、ノストラダムスの大予言のような終末論と陰謀論について、それらがいかに生まれたかのルーツを紐解き、 それが実社会にどのような影響を与えているか論述し、それらとどう付き合っていくべきかを示唆しています。


内容は史実に基づき、書かれているので、そんなこともあったのかと感心しながら関心を持って読むことができます。


どこかで耳にしたことはあるであろう、ノストラダムスの予言、フリーメイスンイルミナティ、小説のダ・ビィンチ・コード、などが生まれた背景やルーツが、 分かり易く解説してあります。


陰謀論にダマされるな! (ベスト新書)

陰謀論にダマされるな! (ベスト新書)


騙されるな!ということを言いたいんでしょうが、どのような意図をもって、昨年書かれたのかは、読んでいてわかりませんでした。


しかし、私のようにノストラダムスの大予言に結構ハマって関連本を読み漁っていた者にとっては、それらのルーツを知ることが出来たのは、非常に面白かったです。


まあ、自分で眼力をつけろということと、情報を取捨選択せよということなのでしょうか。