四つ話のクローバー

読書本の紹介です。


今回読み終わった本は、水野敬也著、「四つ話のクローバー」です。


この本は、あの大ベストセラー「夢をかなえるゾウ」の著者による、幸せになるための4つの物語です。


話しが4つあることと、幸せになるため、ということでタイトルは4つ葉のクローバーにかけているんですね。


四つ話のクローバー

四つ話のクローバー


ここで語られる4つの物語は・・・

【第一話】「この世界に存在する『たった一つの成功法則』を教えてもらえる」。その噂を信じて会長室の扉を開けた男が見たものは――「深沢会長の秘密」
(この話、最後のオチの部分は競馬好きの人には、いいかも)


【第二話】12月31日、大みそかの夜。「紅白歌合戦」をはるかに超える視聴率を叩き出す怪物番組が現れた――「ハッピーコロシアム」
(こんな番組があったら楽しいかもしれないけれど、出演者は一体どうやって探すんだろう)


【第三話】突然、駅のホームで幽霊になってしまった男は、世にも不思議な「人生」の授業に参加する――「見えない学校」
(いろいろな意味で視点がポイントになっているような気がします)


【第四話】深夜、誰もいない遊園地で親子が途方に暮れていた。「ジェットコースターに乗せてもらえなければ、私たちは死んでしまうのです」――「氷の親子」
(なんか可哀想な話、だけど含蓄があるんだなあ、これが)


寓話と言うのは、その中にいろいろな教訓や注意が示されていますが、この4つの物語も、大人のための寓話なんでしょうね。