図書館で借りるJAZZアルバム−その225−

読書が終わった本が山積みにされた書籍の要塞と化した書斎の机の上のPCで聴く、図書館で借りたジャズCDアルバムの紹介です。


今回紹介するアルバムは、ソニー・ロリンズ、「ナウズ・ザ・タイム」です。


ハービー・ハンコック、ロンカーターを従え、ジャズ・スタンダード曲を縦横にテナー・サックスを吹きまくるソニー・ロリンズの快作です。


このアルバムはRCA時代の6作目に当たるアルバムで、前衛的な方向に進んでいたロリンズが再びメロディックな面に戻ってきた時に吹きこんだ作品だそうです。


ナウズ・ザ・タイム

ナウズ・ザ・タイム


ロリンズにかかると、ここで取り上げたジャズ・スタンダード曲がどのように仕上げられていくのか、そんなことに興味を持ちながら聴くと面白いです。


6曲目のラウンド・ミッドナイト、この曲自体が個人的に好きなんだけど、ロリンズのテナー・サックスでは、こんな感じになるのか・・・って感心。渋いよ、とっても。


パーソネル
ソニー・ロリンズ(ts)、 サド・ジョーンズ(cornet)、 ハービー・ハンコック(p)、 ロン・カーター(b)、 ボブ・クランショウ(b)、 ロイ・マッカーディ(ds)


曲目
1. ナウズ・ザ・タイム
2. ブルーン・ブギ
3. アイ・リメンバー・クリフォード
4. 52丁目のテーマ
5. セント・トーマス
6. ラウンド・ミッドナイト
7. アフタヌーン・イン・パリ
8. フォア