読書本の紹介です。
今回読み終わった本は、坂口孝則著、「激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ 10円缶コーヒーでもなぜ利益が出せるのか?」です。
客のいないスナックがつぶれない理由は? など、身近な商品やサービスを例に取り上げ、アノ手コノ手の「儲け」の裏側を、カリスマバイヤーである著者が解説している本です。
開店して景気よくやっていたお店が、次第に客足も遠のいて潰れてしまうと思えば、こんなお店でよくやっていられるなぁと思うようなところがしぶとく生き残っている。
本当に、どこで儲けているんだろうという疑問を持ったことってありませんか。
この本は、そんな疑問に答えてくれる「儲けのカラクリ」をわかりやすく教えてくれます。

激安なのに丸儲けできる価格のカラクリ 10円缶コーヒーでもなぜ利益が出せるのか?
- 作者: 坂口孝則
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/10/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私が読んで、特に面白かったのは、「第5章 バラしてはいけない商売の裏手口」です。
ここに書かれている内容は、凄いよ。
人の財布を開かせるには、
1)おだてる、追い込む、帰らせない
2)騙す
3)洗脳する
の3つのどれかを実行するだけでよい、ということで、よく新聞や週刊誌などで事件が起こった時に読むような内容が出ています。
本書を最後まで読み終えた時に、世の中でやっている商売というものに対しての見方がきっと変わってくるものと思います。
でも、その見方が変わるってことは、なんか良いことをもたらせてくれる、少なくとも悪い目には合いにくくなるんじゃないかな。
私は、一読をお奨めします。