工場虫

ちょっとぶつかるとドサッと本が崩れ落ちそうな書斎になってしまいました。まだ、整理・整頓するに至っていません。


そんな書斎で読んだ読書本の紹介です。見ル野栄司さん著の「工場虫」です。


この本は、とある工場に勤める男たちのものづくりに対する熱くて、渋くて、笑えるモノづくり系熱血マンガです。


主人公の原成守は㈱アリコンハイテック横浜工場勤務。製造部に在籍のかたわら、新製品の開発に取り組む。口ぐせは「革命」という熱い男。


彼を中心にその周りの工場に勤務する人達とのものづくりに対する熱きロマンと葛藤が描かれています。


工場虫

工場虫


理系離れが言われて久しいですが、こういうマンガがその歯止めの一助になればと思うんだけど、この手のマンガをどれだけの人が読んでくれるのかな。


やっぱり読むのは、ものづくり大好きの生産系の人達に偏りそうな感じがしないでもない。


そう考えていくと、ものづくりやっている人も、「ものづくり」というジャンルの立派なオタクって呼ばれる日もそう遠くはないかもしれない。


息抜きに読んでみませんか?出てくる製品は、やっぱりマンガだけあって面白いですよ。