松下幸之助は生きている

読書本の紹介です。岩谷英昭著、「松下幸之助は生きている」です。著者は、松下電器に入社後、約四十年間のわたり海外営業を担当され、米国松下電器会長、グローバル戦略研究所長などを歴任された方です。


本書は、各章題や小見出し松下幸之助の代表作である「道をひらく」をはじめとする著作や発言から、言葉を選んで配しています。内容は、著者が松下でどのようなことをやってきたか、特に米国でのビジネスのあり方、やり方を通して、松下幸之助の教えや考え方に通じるところを回想風に書かれています。


松下幸之助は生きている (新潮新書)

松下幸之助は生きている (新潮新書)


この本を読むと、松下電器では、松下幸之助の考え方がどのように浸透しているのかを垣間見ることができるのではないでしょうか。
経営理念が従業員にしっかりと理解されている会社は、経営基盤が強いと言われるが、それだけ心に響くことを語りかえられるところに松下幸之助の偉大さがあるのだろうと感じます。


昨晩から、ニュースは酒井法子さんのことばかり。報道されることも今回の件をきっかけに、今まで知らなかったようなことが根ほり葉ほりと出てきます。
芸能界という虚像が大きな世界の出来事なのでしょうが、このようなことが起きた時の日本のマスコミの対応の仕方については、行きすぎではないのかなと考えてしまいます。