松下幸之助7つの修羅場

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、竹内一正著、『松下幸之助7つの修羅場』です。


著者は、現在経営コンサルタントをされていて、以前に松下電器産業に勤務している経歴をお持ちの方です。


本書は、経営の神様と言われる松下幸之助が迎えた修羅場について、それをどうやって乗り越えていったかが書かれています。



今まで読んだ松下幸之助本とは違った側面から捉えていること、また時代背景やそこに係る会社の当時の状況なども描かれており、興味を持って読むことができました。


経営の神様・松下幸之助もはじめから経営の神様ではなく、様々な経験を通して成長していったことがわかります。


それと、苦しい状況になっても、そこで立ち止まったり、もうダメだとあきらめるのでなく、次はどうするかと打開策や前に進むことを考えていく姿勢には感心してしまいます。


人を活かすことも上手であったというのも大事なこと。


金なし、コネなし、学歴なしの松下幸之助は、そんな中で自分の道を切り開いていったことは、不撓不屈の精神の大切さを改めて知ることができました。


仕事や人生で立ち止まったり、悩んでいる人は本書を読まれたらいかがでしょうか。


勇気とやる気を貰えるかもしれません。