偶然のチカラ

朝は鶯が鳴いていていて風情があったのに、近くで工事をやっているのか、「ガーッ、ガーッ」とやたらとうるさいです。
そのような中ですが、書斎の机にて、久々にブログ認めておりますさせて頂いています。


植島啓司さん著、「偶然のチカラ」を紹介します。


偶然のチカラ (集英社新書 412C)

偶然のチカラ (集英社新書 412C)


本の帯には「幸せな人間関係の築き方!」と書いてありましたけど、この本人生、ものの考え方、生き方について書いてあるように感じました。
偶然に翻弄されているように思いがちだが、まず、「自分の身に起こったことすべてを必然と考える」習慣をつけるという考え方に、賛同します。
私も何事も表裏、陰陽ありと考えています。一面ばかりみたり、ある解釈だけするのではなく、別な角度でものをみたり、解釈することは、生きていく上で必要なことだと思います。立場を逆になったら自分はどう考えるか、などもその類だと思いますが、このようなものの見方をすることで、寛容にもなれると思います。
現在の自分が置かれている状況、そこまでの経緯、これらは偶然ではなく、それらを取り巻く環境や周囲の人々、自分が知りえぬ事柄等含めて、綿々とつながっているのだと思います。

確率論あったり、哲学的であったり、スピリチュアルな雰囲気あったり、「偶然」を捉えて、様々な面からアプローチをし、我々に偶然への対処法を論じています。
まだ、目を通されていない方は一読をお薦めしたい本です。


これから、ハローワークへ情報収集に行ってきます。