中小企業診断士理論政策更新研修

本日、平成21年度の中小企業診断士理論政策更新研修を受講してきました。場所は、飯田橋で会場には約200人弱の人たちが参加していました。

講義を受けたテーマは以下の3つです。
必修テーマ:新しい中小企業の政策について
選択テーマ1:中小企業の経営革新戦略
事例テーマ:中小企業の経営革新戦略


中小企業政策に関しては、平成18年度より、それまでの業種業態支援より連携支援に大きく方向を変える新しい潮流が出てきたとのお話がありました。これにより、業種の範囲も広がり、中小企業診断士の活躍の場も広がってきたとのことです。
具体的には、
平成18年 異業種連携への知的支援、中小企業新事業活動促進法(細分類2業種以上の連携、地域戦略会議)
平成19年 地域資源による地域連携支援、中小企業地域資源活用促進法(産地技術、農林水産品、観光資源)
平成20年 農商工連携による生産性・食糧自給率の向上(農産物の自由化と食の安全に関する施策)、農商工等連携促進法(農業水産省・中小加工業者・食糧流通業者連携)


平成21年度は、この過去とは全く変わった方向を取っているとのことです。これは、「中小企業救わずして、我が国の発展はない」ということで、前例の無い経済危機対策と予算も2年分に相当する額を計上しているとのことです。


中小企業診断士中小企業白書を診る意義として
1)知識の学習
2)将来予見の提言
3)政策の協創
の考え方が述べられていました。私にとっては、新しい視点でしたので参考にしたいと思います。


現在外は雨ですが、帰宅するまでは雨に合うこともなかったので良かったです。今までは、土日の週末に参加していたのですが、平日の方がゆったりとした気持ちで、研修に参加できたような気がします。