部長、その恋愛はセクハラです!

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、牟田和恵著、「部長、その恋愛はセクハラです!」です。


会社にいる時には、「セクシャルハラスメント防止マニュアル」みたいなものが配布され、どのような場合が該当するか、またそのような相談を受けたらどうしたら良いかなど、管理者に向けたマニュアルが配布された。


部長、その恋愛はセクハラです! (集英社新書)

部長、その恋愛はセクハラです! (集英社新書)


しかし、この本を読むと誰から見ても明らかにセクハラと判るような事例は少なく、加害者側はセクハラをしている意識はなく、恋愛の感覚でいるのに、被害者側はセクハラと感じるケースが数多くあることがわかる。


これが、男性と女性の感覚的な違い、立場の違い、意識の違いがあるということがわかる。


これは、女性と一緒に働くことがある機会がある方ならば、誰でも読んでおいた方が良いかもしれません。


自分はセクハラと思っていなくても、相手にとってはセクハラと感いることはどういうことか、また男性と女性の感覚の差を知ることが出来るからです。


その違いを知識として、知っているか知らないかでは、セクハラに対しての意識に雲泥の差が出ると思います。


すごく真面目な本です。


しかし、男女ともに働く職場にいる方(特に男性)は知っておいた方が良い本です。