これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、中村逸郎著、「ロシアを決して信じるな」です。
本書は、著者の体験を通して、ロシアがどのような国であるかを綴った本です。
日本人の感覚からは、えっ!なぜそんなことになっちゃうのということが体験談として出てきます。
これも、ロシアと言う国の歴史を通して、そこに住む人たちの生きるための知恵なのかと感じることもありました。
世界は一つ、みんな仲良くなればいいじゃないか・・・みたいなお気楽なことは、やはり通用しない。
相手を知り、知った上でどのような付き合い方をするのかいいのか考えることが大事だし、考えるだけでなく行動に移すことが必要だということも感じた本でした。
テレビなどによく出てコメンテーターなどもされているので、なかなか要点をついて、興味深かさを持てるように書かれています。
ウクライナに対しての対応を見ても、この本のタイトル通り、「ロシアを決して信じるな」だと思いました。