北朝鮮がアメリカと戦争する日

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。


今回紹介する本は、香田洋二著、「北朝鮮アメリカと戦争する日 最大級の国難が日本を襲う 」です。


この状態、いつまで続くものだろうと思い、本書を手に取りました。


北朝鮮情勢等で、テレビ等でもよく拝見する、元海上自衛隊自衛艦隊司令官の著者です。



その発言は、他のコメンテーターのように流れに流されるようなことがなく、周辺情報による自分の分析から基づいており、聞いていて、納得感がありました。


本書は、雑誌「正論」などに掲載されたものに、本書用の書下ろしを加え、北朝鮮有事の可能性に言及したものです。


本書が発刊された時点では、ピョンチャンオリンピック前、すくなくとも1か月前ということで、2017年年末から2018年1月の間の可能性が高いことを言及されています。


中国、ロシアの動きや、日米同盟についての言及もあり、コンパクトですが、なかなか参考になりました。


ここで、また北朝鮮がミサイル発射の動向が伺えるという話もあり、今月は緊張感が高まりそうです。