これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、ビートたけし著、「コロナとバカ」です。
週刊ポスト連載の「ビートたけしの『21世紀毒談』」の中から反響の大きかったエピソードを抜粋、加筆したものと、語り下ろしにより構成されたものになっています。
コロナについて何を語るのかと思っていましたが、内容は軽いです。
でも、それは、この人特有の言い回しであって、内容は結構、的を射ているところも多いように感じます。
がっぷり四つに組んで読んでしまうと、この軽さにはがっかりするかもしれないけれど、まあ、こういうものの見方もあるんだな的に、さらッと読めば、それなりに面白い本ではないでしょうか。