これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、青山繁晴著、「いま救国 ー超経済外交の戦闘力」です。
本書は、2012年4月に発行された「救国ー超経済外交のススメ」に若干の手を入れ、前書きと後書きを加えたものです。
その前書きと後書きが、強烈というか、我々、日本人が知っておくべきことであり、他人ごとではなく、自分ごととしてどうすべきかを考える内容であると思う。
後書きの内容を読むと、我々が知らない内に、中国に浸食されている実態を知ることができる。
このようなことは、もっと公にすべきことであるが、それを阻む勢力が日本の中にもあるということも、読者は理解できるであろう。
そうなると、やはり、国民、一人一人が志を持って、声を上げる、目を見張らせる必要があるのかもしれない。
そんなことを強く感じる本でした。