平成紀
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、青山繁晴著、「平成紀」です。
青山繁晴さんが書いた小説です。
平成から令和に改元された今、読んでみようと思い、書店で手に取りました。
大雑把にいうと、昭和の終わり、新しい元号が何になるのかいち早く知り、報道するミッションを受けた通信社の政治部記者のお話です。
著者自身、元共同通信社の記者であったので、その経験を源に、書かれたものと思われます。
ここに登場してくる楠という記者は、きっと青山さん自身がモデルなんだろうなと思いながら、読み進めました。
一般的に報道され、我々が知る内容は表面的なもので、実は裏では様々なことが行われているということがわかります。
改元された今、改めて読んでみると面白いのではないでしょうか。
私は、面白しかったです。
話の中にグイグイ引き込まれました。