場の空気というものはあるのですね
ネットでニュース記事をみていたら、菅内閣の不支持が支持を上まったそうだ。
コロナ対策が不満か・・・と書かれていたが、多くの国民の感情としてはそうなのかもしれない。
みんなが大きな声を上げなくても、場の空気というか、そういうものを感じているのだろう。
そう思うと同時に、タイミングと発表の仕方ってやはり大事なんだと思う。
一番感じるのは、発表者の熱意を感じられるかどうかだろう。
日本の場合、この新型コロナについて、今まで科学的データに基づき、理論的な対策が施されてきたわけではない。
最初の緊急事態宣言との国民行動の差は、発表の際の緊張感と熱心さの違いではないだろうか。
パッションはやはり大事だと言うことだ。
ドイツのメルケル首相は理系出で、理論的な判断に基づき政策決定等を行ってきているが、あのような事態では、その理性をかなぐり捨て、かなり熱く国民に呼びかけている。
それは、場の空気としてみんなに伝わるのだと思った。