中国コロナの真相
これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、宮崎紀秀著、「インサイドレポート 中国コロナの真相」です。
昨年、中国の武漢市からの感染者を発端に世界中に拡大し、パンデミックを引き起こした新型コロナウィルス。
中国はいち早く、その感染拡大を封じ込めたことになっているが、河北省では再び感染が認められているという。
本書は、武漢から端を発した新型コロナウィルスに対して、中国がどのようにその情報を抑えつけていたかをまとめた本である。
インサイドレポートとなっているが、本書に記載されている情報は、既に流れているものなので、目新しいものはなかったが、それが集積されているところに意味があるのかもしれない。
本書を読む限り、まだ我々が知らない事実が、中国の中では隠されているのかもしれないと考えさせられる本である。