これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
テレビドラマでのタイトルをそのままタイトルに使用しています。
本書、2016年に読売新聞に連載されていたものを文庫化したものです。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/09/05
- メディア: 文庫
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全7話で構成されています。
池井戸作品の特徴は、一話でも完結していて十分楽しめるし、全体が繋がって大きなストーリーとして構成されています。
今回も、東京第一銀行の経営環境の悪化から、産業中央銀行との合併発表、そして、合併に伴う両行の綱引きの中での様々な対応など、起伏あるストーリーになっており、楽しく読ませて頂きました。
ビックリしたのは、半沢直樹が登場するのですが、話自体が花咲舞をメインにしているので、ちょっと中途半端な感じもしました。
小説は読み始めると、やっぱり一気に読んでしまいますね。