「半沢直樹」で経済がわかる！

これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。

今回紹介する本は、池井戸潤＆櫻沢健著、『「半沢直樹」で経済がわかる！』です。

この本は、池井戸潤氏作品の「半沢直樹」シリーズの「オレたちバブル入行組」、「オレたち花のバブル組」、「ロスジェネの逆襲」に出て来る様々な経済用語を解説している本です。

「半沢直樹」で経済がわかる! (文春文庫)

与信判断、法的整理、実質債務不履行、NDA・・・等々、小説で使われている一節を抜出し、その後にその用語がどういうものであるかを解説しています。

ですから、既に「半沢直樹」シリーズをお読みの方ならば、ああ、そういう場面があったと思いながら、その用語の意味を確認することができます。

また、これらの作品をお読みになっていない方でも十分に活用できる本になっています。

あるいは、中小企業診断士試験を受験を目指す方など、経済に関する知識が必要な方にも、役に立つ読み物とすることができると思います。