これから、本を山積みにしようとしている書斎の中の広い机を前にして、椅子にもたれながら綴る読書本の紹介です。
今回紹介する本は、渡部悦和&江崎道朗共著、「言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ!」です。
言ってはいけない!?国家論 いまこそ、トランプの暴走、習近平の野望に学べ!
- 作者: 渡部悦和,江崎道朗
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2019/07/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書、覇権争いを続ける米中を冷静に分析し、そこから国家としてのファイティングスピリッツ(戦う精神)を学んでいこうという本です。
虎ノ門ニュースで紹介されているのを見て、書店で手に取りました。
不思議なことに、小学校から大学まで、国を守ることの大切さ、国防について学んだことがありません。
本書では、「国防」を軸にして、経済・外交・情報・軍事などを総合して考えることで、「国家」というものを論じようとしています。
読んでみると「国防」を考えることは大事だなということがわかります。
しかし、我々だけでは実現できるものではないので、それを実現してくれる政治家に託さないいけません。
そうやって、考えていくことが大事なと思いました。
本書を読んでいるときに、北朝鮮の漁船の事件がありました。
何もせずに、そのまま返してしまう日本。
相手に足元を見られないためにも、抑止力としての武力は持つ必要があるのだなと思います。
「平和を維持するためには、武器を持て!」を気づかせてくれる本です。